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ベネディクト・カンバーバッチ、「最悪だった」と振り返る役づくり!1日4,000カロリーの食事で肉体改造

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役づくりを「最悪だった」と振り返ったベネディクト・カンバーバッチ
役づくりを「最悪だった」と振り返ったベネディクト・カンバーバッチ - (C) 2012 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED. STAR TREK and related marks and logos are trademarks of CBS Studios Inc.

 ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」のベネディクト・カンバーバッチが、最新作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』での壮絶な役づくりを明かした。意外にも同作が自身にとって初のアクション映画だったといい、過酷な撮影にも耐えられるような体作りが求められたのだという。

映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』場面写真

 「『スター・トレック』に出ることができるとは夢にも思っていなかったよ。『フランケンシュタイン』の舞台をやっているときに出演が決まったんだけど、そのとき僕は舞台の上で裸になっていたりしたわけだからね(笑)」と振り返ったカンバーバッチが出演の決め手に挙げたのは、本作監督のJ・J・エイブラムスだ。新『スター・ウォーズ』監督を務めることが決まっているJ・Jの才能にカンバーバッチは惚れ込んでいたといい、「『スター・トレック』の第1作はすごくいい作品だと思ったよ。何といっても最初の5分、カークの父親のシーンで僕は泣いた」と告白する。

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 いわば待望ともいえる本作の出演だったが、一方で役づくりは熾烈を極めた。本作のために1日4,000カロリーの食事、毎日2時間にも及ぶトレーニングを数か月こなしたというカンバーバッチは「最悪だった」と本音をちらり。ほかにも「僕はこれまでアクション映画をやってこなかったし、これほどの大作に出るのも初めてだった」と語る通り、長時間に及ぶリハーサルやアクションの訓練、そしてCG撮影のためのグリーンバックなど、全てのスケールが初めての体験だったという。

 だが、撮影自体には手応えも感じている。グリーンバックでの撮影について難しいというよりは「すごく楽しかったよ。役者としての想像力が刺激されるんだ」と評するなど、楽しんでいた様子。売れっ子故に、本作の撮影時にはほかに2つのプロジェクトが同時進行していたというが、「一つ一つ、俳優としての仕事に集中できた」と充実感をみなぎらせていた。

 そんなカンバーバッチが本作で演じるのは、悪役ジョン・ハリソン。「彼のことは、テロリストというべきだろうね。世界を破滅に導くんだけど、なぜテロを行うかということについても映画の中では説明される。そして、その理由に共感する人もいると思うよ。彼はただの悪党じゃない。脚本を読んだとき、そういうところに僕は惹かれたよ」という、これまでにない役柄だ。その意気込みは、壮絶な役づくりからもうかがえる。世界的人気を誇る『スター・トレック』の悪役として、どれほどすごみのある演技を見せてくれるのか。注目だ。(編集部・福田麗)

映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は8月23日より全国公開

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