『エルム街』フレディと『ロード・オブ・ザ・リング』サムが同時来日!日本のファンの情熱に感激!
映画『グーニーズ』のマイキーや『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のサム役で人気のショーン・アスティンと、『エルム街の悪夢』シリーズの殺人鬼フレディ役で知られる怪優ロバート・イングランドが、5日と6日に開催される映画関連イベントのため来日し、記者会見を行なった。共に約20年ぶりの来日という二人は「ファンとの交流をゆっくり楽しみたい」と久しぶりの滞在を楽しみにしている様子だ。
二人が登場するイベント「ハリウッドコレクターズコンベンション No.2」は大物スターをゲストに招いたサイン会・撮影会を中心に、ハリウッド映画関連のフィギュアやアパレル、コレクターズ・アイテムなどを扱う30近いショップが一堂に会する一大ファンイベント。昨年秋に開催された第1回に続き、今回が2度目の開催となる。
日本の印象を聞かれたショーンは「3回目の訪日だが、いつも温かく迎えてもらっている。12歳で『グーニーズ』に出演したとき、日本の女の子からのファンレターに『結婚してください』と書いてあり、それが生涯初のプロポーズだった。その意味でも特別な思いがあります」と笑顔でコメント。また『ロード・オブ・ザ・リング』のファンに「わたしはあなたと一緒に成長できた」と言われたこともあったといい「情熱的な人が多いのでは」と日本のファンの熱心さに感激していた。
一方のロバートは「日本に来るたび、映画ポスターやパンフレットの出来の良さにびっくりするんだ。『エルム街の悪夢』の日本版オリジナル・パンフレットは今も大事に持っているよ。ファンからはEメールでフレディの画像を編集したものをもらったりして、僕の方が驚かれされることもある。特に僕は古い日本映画、特に黒澤(明)映画のファン。だからイベントに来てくれる方でビンテージポスターをお持ちの人がいたら、ぜひ一緒に語り合いたい」と立場を越えた映画好き同士の交流を夢見ている様子だった。
会見の最後にショーンは「僕はベジタリアンだけど、東京ではしゃぶしゃぶを楽しみにしているんだ」ともコメント。「『ロード・オブ・ザ・リング』でフロドを背負って山を登ったみたいに、ロバートを背負って富士山に登ってもいいな」と明るいジョークで笑いを誘っていた。(取材/岸田智)
「ハリウッドコレクターズコンベンション No.2」は5月5日・6日に東京・九段下のホテルグランドパレス 2Fダイヤモンドルームにて開催
5月3日には静岡県藤枝市の藤枝シネ・プレーゴで二人のサイン会・撮影会も開催