ジョニデお墨付きの日本に大感激!初来日のアーミー・ハマー「イメージをはるかに超える素晴らしい国」
ジョニー・デップが「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの監督&製作者コンビと再タッグを組んだ話題作『ローン・レンジャー』の来日記者会見が13日に都内で行われ、ジョニーと共演したアーミー・ハマーが出席した。また、会見前には作品のフッテージ上映も行われ、疾走する列車の上で繰り広げられる大迫力のアクションシーンなどがお披露目された。
本作は、これまでテレビシリーズや数度の映画化で、日本でも人気を博した西部劇「ローン・レンジャー」を映画化した作品。白馬シルバーを従えマスクを着けた正義のヒーロー、ローン・レンジャーと、復讐(ふくしゅう)に燃えるネイティブアメリカンの戦士トントがコンビを組み巨悪に立ち向かう姿を描く。ジョニーがトント役で白塗り姿を披露し、アーミーは、瀕死の状態からトントがよみがえらせたローン・レンジャーを演じている。
映画『ソーシャル・ネットワーク』『J・エドガー』などへの出演で注目を浴びたアーミーは今回が初来日。日本の印象について「来日前にジョニーから、『(日本は)世界で最高の国で、最高の体験ができるから、とにかく楽しみにしてろよ』と言われていたんだ。(日本人のように)こんなに礼儀正しくて、親切で、ナイスな人々は見たことがない。自分が抱いていたイメージをはるかに超える素晴らしい国だと思う」とかなり好印象な様子。
本作を「アクションやコメディーなど、楽しいシーンがたくさん詰まっている作品」と語るアーミーは、ローン役に決まった当時を振り返り「最強の夢のチームと一緒に仕事をするので、いろいろ学べると思ってワクワクした。でも同時にかなり不安もあったよ」と吐露。また、ローンとトントとの関係性については「何もかも正反対の二人で、最初は衝突して意見が合わないけれど、一緒に旅を続けるうちに素晴らしい相棒になっていくんだ」と説明した。
なお、この日は映画公開を記念して開催される写真投稿コンテストの特別審査員を務めることが決定したキャイ~ンの天野ひろゆきと、女優の平愛梨も登場。ウエスタン風の衣装で登場し、アーミーに花束を贈呈した平は、196センチのアーミーを前にして「こんなに長身の方とお会いすることがないのですごく感動しました。目を見るのが恥ずかしい」と照れた表情。一方、ローン・レンジャー風衣装に身を包んだ天野は登場するなり「今日は『ローン・レンジャー2』に出るつもりでやってきました!」とノリノリで、アーミーから「(次作では)僕のスタントをやってください」と言われてご満悦だった。
『ローン・レンジャー』はゴア・ヴァービンスキー監督と、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーによる「パイレーツ・オブ・カリビアン」タッグが描くアクション・アドベンチャー。強力な銃を仕込んだ義足を使う勝気な女性レッド役で、ヘレナ・ボナム=カーターも出演している。(古河優)
映画『ローン・レンジャー』は8月2日より全国公開