男女間の友情に必要なのは下ネタ!?クインシー・ジョーンズの娘・ラシダが恋愛観を語る!
クインシー・ジョーンズの娘であり、ピープル誌が選ぶ最も美しい人に過去3度にわたって選出されている人気セレブのラシダ・ジョーンズが、自ら脚本を手掛け、主演を務めた映画『セレステ∞ジェシー』への思いを語った。
本作は、高校時代からの恋人同士で結婚したものの、社会に出てから生活に格差が生じてしまったことで、離婚を決意することとなったセレステ(ラシダ)とジェシー(アンディ・サムバーグ)の関係をコミカルに描いたラブコメディー。お互いに依存しすぎてなかなか別れられないセレステとジェシーのような関係を、ずるずると続けてしまう……。「男女の恋愛をリアルに描きたかった」というラシダが描いた二人の関係は、全米で多くの女性たちから共感を得て、わずか4館から586館にまで拡大上映を成し遂げた。
自身も、依存しすぎてなかなか彼氏と別れられなかった時期があったというラシダは「周りから散々、『あなたたちそんな関係をいつまで続けているの?』って言われても、自分からキッパリ切らないと関係はいつまでも続いてしまうのよね」と当時の恋愛を振り返る。腐れ縁の彼氏との関係を切れない女性は、日本にも数多くいるはずだが、ラシダは「なかなか別れられないのは仕方のないこと。その間、少しでも自分が成長できるように心掛けて」とアドバイスを送った。
とはいえ、別れても友達同士という関係は成り立つのだろうか? ラシダは「もちろん成り立つと思っているわ! この映画の脚本を共同執筆したウィル・マコーマックとも昔3週間だけ付き合って、すぐに友達の方がいいねって別れたことがあるのよ!」と実体験を交え、いまだに続いている男女間の友情関係を語った。
本作には、セレステたちが下ネタを言い合っては大笑いをするシーンが登場するが、ラシダいわく男女間の友情で不可欠なのは、下ネタを話せる感覚なのだそう。「この人とは下ネタは苦手、というのは(気が合わなくて)友人にはなれないか、相手に恋心があるからじゃない? 友達になるならそういう感覚もシェアできないとね」。恋愛を楽しむ一方で、一生付き合える男友達を見つけられれば、ラシダのように人生がもっと楽しくなりそうだ。(編集部・森田真帆)
映画『セレステ∞ジェシー』は5月25日より渋谷シネクイントほかにて公開