ブラッド・ピット、乳房切除手術を受けたアンジーの決意を勇気ある行為と称賛
女優のアンジェリーナ・ジョリーが、がんリスクの高さから予防的乳房切除手術を受けていたことを明かしたことについて、婚約者のブラッド・ピットが、彼女の決断を勇気ある行為だと称賛した。
アンジーはNYTimes.comに寄せた論説で、乳房切除手術を受けたと告白。がん抑制遺伝子の変異のため、87パーセントの確率で乳がんに、50パーセントの確率で卵巣がんになることが検査で明らかになったため、予防のため両方の乳房切除手術を受けたと告白し、話題を呼んだ。
この彼女の決意と行動についてブラッドは、London Newsに言葉を寄せ「彼女の決意を直接目の辺りにした者として、アンジーや彼女と同じような境遇の女性たちがとった選択は、実に勇気ある行為だと思う」とアンジーの行動を称賛。そして「僕が彼女に望むのは、僕や子どもたちと一緒に、健康なまま長生きしてほしいということだけなんだ」とパートナーへの優しさをのぞかせた。
この事実を公表したアンジーは、がんリスクに悩む女性たちに、乳房切除手術という選択肢があることを知ってほしかったとコメント。さらに手術を受けたことで、子どもたちには「わたしが乳がんで死ぬとおびえることはないのよ」と言えるようになったと明かしている。(西村重人)