星野源、平泉成と顔が似ている!?平泉は「一緒にしないで」とバッサリ！
23日、くも膜下出血の治療のため昨年末より2か月半休養していた星野源の初主演映画『箱入り息子の恋』の完成披露舞台あいさつが行われ、星野はさまざまな持論を展開し、会場の爆笑に包んだ。
ヒロインの夏帆、星野の両親を演じた平泉成と森山良子、監督の市井昌秀と共に登壇した星野は、「この日が迎えられて、こういう場にまた立てて、とてもうれしいです」とあいさつ。市井監督が「この場に星野源くんがいてくれるのが本当にうれしいです。奈落の底から……」と復帰を祝うコメントで続いたが、これは星野の歌の一節を引用したものであり、「歌詞を読んでいただかなくても大丈夫です。宣伝ありがとうございます」と星野が笑って割って入り、コンビネーションの良さを見せていた。
開始から市井監督と星野の関係性の良さが感じられる舞台あいさつとなったが、これはキャスト間においても変わらない。星野は父親を演じた平泉について「顔が似てるなと思いました」と歩み寄ろうとしたが、当の平泉は「似てないでしょ。一緒にしないでよ」とバッサリ。しかし、そうは言いながらも平泉も目を細くして笑顔で応えており、まんざらでもない様子だった。
本作は星野演じる35歳で女性と付き合った経験のない健太郎が、親同士が行う「代理見合い」から夏帆演じる目が不自由な奈穂子と出会って始まるラブストーリー。そこで舞台上の話題もお見合いの是非へと発展したが、星野は「夏帆ちゃんが来るならやります！」と身もふたもなく断言。さらに星野は「（相手の）人による！」と現実的な答えをつけ加え、観客も星野ファンの女性が多いにも関わらず笑いに包まれた。
好調な星野はこれにとどまらず、本編中で印象的に登場する吉野家の牛丼について「大好きで、いつもサラダと大盛りで、ご飯は少なめにしてもらう」とこだわりを披露。休養の影響を感じさせず、元気な姿を見せていた。（取材・文:長谷川亮）
映画『箱入り息子の恋』は6月8日より全国公開