福山雅治、主演作カンヌ受賞でうれしい小言!吉高由里子が明かす
第66回カンヌ国際映画祭で、主演映画『そして父になる』が審査賞に輝いた福山雅治が、数多く寄せられた祝福の声に、うれしい小言をこぼしていたようだ。大ヒット中のテレビドラマ「ガリレオ」で共演する女優の吉高由里子がツイッターで明かした。
審査員賞獲得が発表された27日、吉高は「福山さんおめでとうございます 嬉しいね嬉しいよ」と共演者に心からのお祝いの言葉をツイート。続けて吉高は、ドラマの現場で「今日はおめでとうの連絡返すのに 携帯の電池が持たない」と福山がこぼしていたことを明かし、「幸せな小言をこぼしていたぞ」と報告した。
現地時間18日に行われた公式上映では、カンヌの観客から10分間にわたる拍手を受け、男泣きを見せた福山。審査員受賞にあたっては、本作を手掛けた是枝裕和監督に「あの10分を越えるスタンディングオベーションの中で感じた『届いた!』という手応えが、審査員賞という形で監督の元に届けられたことを心から嬉しく思います」とコメントを寄せている。
本作は、6歳になる息子が、出生時に取り違えられた他人の子だったと知った主人公が、本当の意味で父親になるまでの葛藤(かっとう)を描く作品で、福山は初の父親役を務めている。(西村重人)
映画『そして父になる』は10月5日より新宿ピカデリーほか全国公開