『アリス』続編からティム・バートン監督が降板へ 後任は『ザ・マペッツ』監督か
2010年に大ヒットを記録した映画『アリス・イン・ワンダーランド』の続編から、ティム・バートン監督が降板することが明らかになった。後任と目されているのは、映画『ザ・マペッツ』のジェームズ・ボビン監督だ。
Varietyによると、ディズニーは続編『イントゥ・ザ・ルッキング・グラス(仮題) / Into the Looking Glass』の監督候補として、ボビン監督と交渉しているとのこと。昨年12月に続編製作が明らかになった際は、前作のティム・バートン監督が続投するのかどうかが注目されていたが、残念ながら降板が決定したようだ。
ボビン監督は、現在『ザ・マペッツ』の続編となる『ザ・マペッツ…アゲイン!(原題) / The Muppets…Again!』を制作中。同作は来年の公開を予定しており、ボビン監督が『アリス・イン・ワンダーランド』の続編のメガホンを取ることになった場合、公開は2015年以降となることが予想される。
脚本のリンダ・ウールヴァートンやプロデューサーは続編にも引き続き関わっているが、前作でアリスを演じたミア・ワシコウスカ、マッドハッターを演じたジョニー・デップほか、アン・ハサウェイなどキャスト陣の続投はいまだ決定しておらず、現時点ではキャストが一新される可能性も残っている。ファンは続報をやきもきしながら待っているに違いない。(編集部・福田麗)