前田敦子、2週連続1位達成に満面の笑み!感謝の舞台あいさつ
今年公開された邦画実写映画作品では初となる2週連続1位を達成した映画『クロユリ団地』の大ヒット御礼舞台あいさつが1日に都内で行われ、主演の前田敦子、中田秀夫監督が登壇した。前田は本作の大ヒットについて「こうやって、皆さんに直接お会いしてお礼を言える機会はなかなかないので、今日はすごくうれしい。改めて本当にありがとうございます。皆さんのおかげで、また(あいさつの舞台に)立てることができてうれしいです」と満面の笑顔で感謝を述べた。
前週動員比約91パーセントの好推移で2週連続1位を獲得し、前田主演の映画としては、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(最高3位)を超えて初の首位獲得作となった本作。この日、ピンクのワンピース姿で登場した前田は本作について「この映画は一人で観ることができるホラー映画だと思う。1回目は友達や家族と『怖い』と言いながら観て、2回目は一人でじーっと観ることができる映画なんです」とアピールした。
また、前田は、本作のキャンペーンで訪問した台湾について「どこへ行くにも皆さんが先回りして待っていてくれた。なかなか体験出来ないような歓迎を受けてすごくうれしかったですね」と思い出を振り返った。さらに、「台湾グルメも楽しんだ?」と聞かれると「すっごく食べました! 3人前ぐらい食べました。ものすごく楽しみました」と大食漢ぶりを明かしていた。
この日はそのほか、本作のヒットを受けて、中田監督と『クロユリ団地』プロデューサーチームによる新作ホラー映画の製作が決定したこと、さらに、『クロユリ団地』の海外リメイクなど、海外展開を視野に入れたビッグプロジェクトが立ち上がったことが発表された。大きな拍手に包まれた中田監督は「次作は『レモンユリ団地』かな?」などととぼけてみせて笑いを誘っていた。
本作は、『リング』シリーズや『仄暗い水の底から』の中田秀夫監督が手掛けたホラー。老朽化した集合住宅「クロユリ団地」に越してきた主人公・明日香(前田)と、仕事のため団地を訪れた特殊清掃員・笹原(成宮寛貴)が、そこで続く変死事件の真相を追ううちに、想像を絶する怪異に襲われる姿を描く。(古河優)
映画『クロユリ団地』は全国公開中