『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』のスティーヴン・フライ、昨年、自殺未遂をしていた
映画『アリス・イン・ワンダーランド』や『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』で知られるイギリスの俳優スティーヴン・フライが、昨年、自殺を図っていたことがわかった。リチャード・ヘーリングのレスター・スクエア・シアター・ポッドキャストで本人が明かした。
スティーヴン・フライ出演映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』フォト
インタビューによるとフライは、ホテルの部屋で多量の薬とウォッカを同時に摂取。肋骨を4本折るほどの激しいひきつけを起こし、意識を失ったといい、「危機一髪だったよ。幸いなことに、そのとき撮影で関わっていたプロデューサーが、部屋に入ってきて、意識不明になっていた僕を見つけてくれたんだ」と当時の様子を明らかにした。
また何年もうつ病に苦しんでいるというフライは、これまで何度も自殺を考えたことがあったといい、「両親の顔を思い出して思いとどまるんだ」と打ち明けた。
自殺未遂の件について話したのは、今回のポッドキャストにおける収録が初めてだそうだ。
現在55歳のフライは、イギリスのクイズ番組「QI」の司会を務めている。また、今年12月13日に日本公開が決定している『ホビット スマウグの荒らし場』に出演している。(鯨岡孝子)