ジョー・ライト監督実写版『人魚姫』の脚本家が決定!
映画『つぐない』『アンナ・カレーニナ』のジョー・ライト監督が手掛ける実写版『人魚姫』の脚本家に、ケリー・マーセルが決定したことがDeadline.comによって明らかになった。
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本作は童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの原作を基に、映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』のアビ・モーガンたちが書いた翻案作品を、映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(原題) / Fifty Shades of Grey』の脚本家ケリー・マーセルが改稿するとのこと。製作は映画『レ・ミゼラブル』のプロデューサー、ティム・ビーヴァンとエリック・フェルナーが務める。
原作は嵐の日に海で溺れていた王子を救い出した人魚王の末娘が王子に恋してしまい、声と引き換えに人間の脚を手に入れて王子に会いにいくが、王子が偶然浜を通りかかった女性を恩人と勘違いしてしまうことで、すれ違ってしまう悲しい恋物語。
同原作を用いたものとして、ディズニーが製作し、主題歌「アンダー・ザー・シー」が第62回アカデミー賞主題歌賞を獲得したアニメ映画『リトル・マーメイド/人魚姫』が挙げられるが、こちらは原作とは対照的にハッピーエンドで締めくくられる。ジョー・ライト版『人魚姫』がどのようなラストを迎えるのか注目したい。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)