ラオウ内海さん死にケンシロウ神谷明が悲痛の思い…「涙が止まらなくなる」
テレビアニメ「北斗の拳」でラオウの声を演じた内海賢二さんが13日、がん性腹膜炎のため亡くなったことを受け、同作の主人公ケンシロウの声優を務めた神谷明が、自身のオフィシャルブログで悲痛な思いをつづった。
13日付のブログ記事で神谷は、「悲しい知らせが届きました。大好きな先輩、内海賢二さんがお亡くなりになりました」と内海さんの死を報告。11日に内海さんを見舞っていたことを明かすと、「2時間ほどお話をし、力強いお声に安心して戻ったばかりでした」と振り返った。
帰り際、内海さんは「神谷ありがとうな!」の声と共に「満面の笑顔とダブルのピースサインを」プレゼントしてくれたという神谷。「早く元気になって欲しい・・・その望みも絶たれてしまいました。正直言って、信じられないのと、認めたくない思いが錯綜しています。これ以上書くと、涙が止まらなくなるので、お許しください」と無念をつづった。
内海さんとのことは、落ち着いてから改めてしたためるといい、最後に神谷は「内海さん、長いことお世話になりました。そして、ありがとうございました。ボクの中では、いつまでも生きています。どうぞ、ゆっくり休んで下さい」と感謝の言葉と共に故人をしのんだ。
内海さんは13日の午後3時1分、がん性腹膜炎のため東京都新宿区の病院で亡くなった。(編集部・入倉功一)