キリアン・マーフィが、ロン・ハワード監督とタッグ!名作「白鯨」に影響を与えた捕鯨船エセックス号を描いた映画に挑戦!
映画『インセプション』、『バットマン ビギンズ』などでおなじみのキリアン・マーフィが、ロン・ハワード監督の新作『イン・ザ・ハート・オブ・ザ・シー(原題) / In the Heart of the Sea』に出演することになった。Deadlineが報じている。
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これは、ロン・ハワード作品をほとんど手掛けてきたブライアン・グレイザーと映画『オズ はじまりの戦い』のジョー・ロスが、ワーナー・ブラザーズとヴィレッジ・ロードショウ・ピクチャーズのもと企画している作品で、作家ナサニエル・フィルブリックの同名小説(邦題「復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇」)を映画化することになっている。監督は、ハリウッドの人気監督ロン・ハワードがメガホンを取り、キャストには映画『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワース、映画『リンカーン/秘密の書』のベンジャミン・ウォーカー、そして今回新たにキリアン・マーフィが加わったようだ。
そのストーリーは、捕鯨船エセックス号がマッコウクジラに沈没させられ、捕鯨船から脱出した20人が生き残りをかけて、故郷へ戻ろうとする海洋小説で、全米図書賞を受賞している。あのハーマン・メルヴィルの名作「白鯨」のクライマックスシーンは、この捕鯨船エセックス号の悲劇を基に書かれていた。
現在キリアンは、ジョニー・デップと共に新作『トランセンデンス(原題) / Transcendence』に出演していて、今後もますます彼の活躍が期待できそうだ。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)