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庵野秀明、戦艦愛がさく裂!樋口真嗣らと傑作SFドラマを語り尽くす!

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「ギャラクティカ」の魅力を語った庵野秀明と樋口真嗣(左から)
「ギャラクティカ」の魅力を語った庵野秀明と樋口真嗣(左から)

 アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明、「宇宙戦艦ヤマト2199」の出渕裕、そして映画『のぼうの城』の樋口真嗣らが26日、名作SFシリーズ「宇宙空母ギャラクティカ」を再構成したドラマ「GALACTICA/ギャラクティカ」製作10周年を記念したトークイベントに出席、シリーズへの愛と、本作がいかにさまざまな映画やアニメに影響を与えたかを熱く語った。

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 この日集まった三人のトップクリエーターは、自他ともに認める「ギャラクティカ」の熱狂的ファン。まず出渕が「『宇宙戦艦ヤマト』に似ているところもあり、お互いの作品がフィードバックし合っている」と口火を切ると、樋口は「『ダークナイト』はギャラクティカの影響をものすごく受けているよね」と追随する。

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 また庵野が「戦艦をきちんと描写しているところがいい。ポイントは簡単、撃ち合いです! 『宇宙戦艦ヤマト2199』はそれが足りないよね」とメガトン級のギャラクティカ愛をさく裂させると、思わぬ飛び火を受けた出渕は苦笑い。さらに庵野は、「SFをテレビシリーズとして実写で作ることができる(アメリカの)環境がうらやましい」と語りながら、「戦艦はこう撮らなくちゃ! 最後はやっぱり体当たり!」と少年のように目を輝かせる。一方の樋口も「この10年でギャラクティカの演出法をみんな真似したよね。ブレブレ画面とか、ちょこっとズームとか、僕もやりたかったけどもう遅いよなぁ」と明かしていた。

 この日は、シリーズの主人公・アダマ艦長の吹き替えを担当した声優・坂口芳貞も出席。アダマとして「訓示」を読み上げると、最後は決めゼリフ「そうここに願う!」を連呼し、「解散!」の一言でイベントは幕を閉じた。

 同作は、アメリカのSyfyチャンネルで2003年より放送を開始し、SFを超えた「人間ドラマ」として圧倒的支持を受けた超人気テレビシリーズ。エミー賞をはじめ数々の栄冠に輝くなど、高い評価を獲得した。今回、製作10周年記念スピンオフ作品をブルーレイ&DVD化。さらに本編シーズン3&シーズン4がブルーレイ化され、全シーズンコンプリートを実現した。(取材・文:坂田正樹)

「GALACTICA:スピンオフ【BLOOD&CHROME/最高機密指令】」ブルーレイ3,990円 / DVD 3,360円、「GALACTICA/ギャラクティカ」シーズン3ブルーレイBOX 1万5,750円、シーズン4ブルーレイBOX 1万6,800円は発売中(各税込み)

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