堺正章、コメディーの殿堂入り決定!-第6回したまちコメディ映画祭
俳優、歌手、司会などで幅広く活躍するタレントの堺正章が、9月に開催される「第6回したまちコメディ映画祭in台東」のコメディ栄誉賞に決定したことが発表になった。小沢昭一、コント55号、谷啓、伊東四朗、そしてザ・ドリフターズと、そうそうたるメンバーがそろう、まさに「コメディーの殿堂」に堺が加わる。
「したまちコメディ映画祭」略して「したコメ」は、浅草・上野という東京の下町の魅力を、コメディー映画を通じて味わってもらおうという趣旨に基づき、国内外から作品を集めて開催される映画祭。総合プロデュースはいとうせいこうが務める。
中でも栄誉賞は、長年にわたり笑いを通して人々を楽しませてきたコメディアンなどに毎年贈られているもの。今年は堺の、チャールズ・チャップリンやバスター・キートンにも通じる、体技で「笑い」を表現できる稀代のコメディアンとしての一面が評価され、同賞に決定した。
受賞に合わせ今年の「したコメ」では、堺が出演した『ザ・スパイダースの大進撃』『街の灯』の2本立て特集上映を決定。映画祭期間中には表彰式も行われる。幅広い分野で才能を発揮し、お茶の間の顔として人々を楽しませてきた堺の、コメディアンとしての才能に改めてスポットが当たる、良い機会となりそうだ。(編集部・入倉功一)
「第6回したまちコメディ映画祭in台東」は9月13日から16日まで上野・浅草で開催