TLC×安室奈美恵に遺族ショック　何も聞かされていなかった…

　アメリカのガールズR＆BグループTLCが歌手・安室奈美恵とのコラボで名曲「Waterfalls」を再収録することを事前に知らされていなかったとして、TLCのメンバーで2002年に亡くなったレフト・アイの家族がショックを受けていることがわかった。TMZ.comが報じている。

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　TLCはT-ボズ、レフト・アイ、チリの3人で1992年にデビューし、一世を風靡（ふうび）したガールズグループ。2002年にレフト・アイが不慮の事故で30歳という若さで命を落としてからは、T-ボズ、チリの二人で活動を続けていた。今回のコラボ楽曲はTLCのデビュー20周年記念アルバム「TLC20 ～20thアニヴァーサリー・ヒッツ～」に収録されたもので、安室はオリジナル版でレフト・アイが歌っていたパートを担当した。

　これに対し、レフト・アイの妹レインドロップ・ロペスは「ファンが音源をネット上に上げるまでこのことを知らなかった。こんな形で驚かせるのではなく、事前に知らせてくれればよかったのに」とひどく失望した様子でコメント。またレインドロップによると、「Waterfalls」にレフト・アイの歌声を残すことが彼女に敬意を示すことだと考えていた母親も自身と同様にショックを受け、傷ついているという。

　ちなみに、安室が同楽曲に参加することになったのは、以前から交流のあったTLCサイドからの熱烈なオファーを受けたから。T-ボズとチリも新録バージョンに非常に満足していて、安室を絶賛していると報じられている。（朝倉健人）