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『モンスターズ・ユニバーシティ』トップに君臨!ピクサー14作品連続首位デビュー! -6月24日版

全米ボックスオフィス考

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「俺たち全米トップだってよ……」「俺の怖さが全米を震え上がらせたんだな……」-映画『モンスターズ・ユニバーシティ』より
「俺たち全米トップだってよ……」「俺の怖さが全米を震え上がらせたんだな……」-映画『モンスターズ・ユニバーシティ』より - (C) 2013 Disney / Pixar. All Rights Reserved.

 スーパーマンから首位を奪い、ブラピの新作映画も退けてアニメ映画『モンスターズ・ユニバーシティ』が、8,243万ドル(約82億4,300万円)をたたき出し第1位を獲得した。このデビュー興収は、映画『トイ・ストーリー3』に次いでピクサーのアニメ作品歴代2位の記録。『モンスターズ・インク』の前日譚(たん)にあたる本作が、首位デビューを飾ったことで、14作品全てが首位デビューを達成したことになる。(1ドル100円計算)

スーパーマンもブラピも退けた今週トップの映画『モンスターズ・ユニバーシティ』場面写真

 今週第2位は、SF映画『ワールド・ウォーZ』で6,641万ドル(約66億4,100万円)。もし強豪の『モンスターズ・ユニバーシティ』と封切りがかち合わなければ、十分にトップの座を狙えた。また、スーパーマンですら今週の新作パワーにはかなわず、映画『マン・オブ・スティール』は先週のトップから第3位に滑落。64.6パーセント興収減の4,129万ドル(約41億2,900万円)となった。この落下度は気になるものの、トータルの興収はすでに前作の映画『スーパーマン リターンズ』の興収を追い抜いており、このままいけば、最終的に3億ドル(約300億円)を超えるのも夢ではないと予想されている。

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 第4位は、口コミが功を奏しているコメディー映画『ディス・イズ・ジ・エンド(原題) / This is the End』で1,329万ドル(約13億2,900万円)、そしてトップ5の最後は、驚きのヒットを記録中のサスペンス映画『グランド・イリュージョン』で788万ドル(約7億8,800万円)。降下率は28.5パーセントと、公開からおよそ1か月たっているにもかかわらず、なかなかのスタミナを見せつけている。トータルの興収も、9,446万ドル(約94億4,600万円)と、あと少しで1億ドル(約100億円)のところまで伸ばした。

 今週末も首位狙いの作品が待機中。サンドラ・ブロックメリッサ・マッカーシー共演のコメディー映画『ザ・ヒート(原題) / The Heat』と、チャニング・テイタムジェイミー・フォックス共演のアクション映画『ホワイトハウス・ダウン』だ。果たして次回は、モンスターたちが首位を守れるのか? (ロス取材・文:明美・トスト / Akemi Tosto)

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