ハリポタ越えの官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の映画化作品が真夏に公開決定!
作家E・L・ジェームズが執筆し、世界中で「ハリー・ポッター」シリーズを抜いて世界最速の売り上げを記録した「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の映画化作品が、2014年の8月1日にアメリカ公開されることがDeadline.comほか複数のメディアで報じられた。
サム・テイラー=ジョンソン監督映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』場面写真
本作は、フォーカス・フィーチャーズとユニバーサル・ピクチャーズが企画している作品で、3部作から構成される原作は、世界中で50言語に訳され、およそ7,000万部の発行を記録した大ヒット小説。製作は、映画『ソーシャル・ネットワーク』のマイケル・デ・ルカとデイナ・ブルネッティがE・L・ジェームズと共に担当し、脚本はテレビドラマ「Terra Nova ~未来創世記」のケリー・マーセルが執筆し、監督は映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』のサム・テイラー=ジョンソンがメガホンを取ることが先日発表された。
そのストーリーは、裕福なビジネスマン、クリスチャン・グレイによって、女子大生アナスタシア・スティールが官能の世界に引き込まれていくという作品で、全米では“母親用ポルノ”と称されていた。
このような題材の作品は通常、秋や冬の公開を設定することが多いが、夏に公開する意図は、本作を大作と同じ扱いとして相当な興行収入を見込んでいるからと思われる。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)