『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』の続編はなし!
2011年に公開され、アメリカで大ヒットしたコメディー映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』の続編について、オリジナルで主演兼脚本を務めたクリステン・ウィグが製作を断っていたことが、Harper's BAZAAR誌によって明らかになった。
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オリジナル作品は、テレビシリーズ「フリークス学園」や「Weeds ~ママの秘密」などを手掛けたポール・フェイグがメガホンを取った。脚本はクリステンとアニー・マモローが共同執筆し、主演もクリステンが務めた。
公私ともに崖っぷち状態にある30代独身女性アニーが、結婚を控えた親友リリアンから花嫁介添人たちのまとめ役を引き受けたのを機に大騒動を巻き起こすという痛快コメディーだ。
製作費3,250万ドル(約32億5千万円)で、アメリカだけで1億7千万ドル(約170億円)の興収を記録し、第84回アカデミー賞脚本賞、助演女優賞にノミネートされた作品だった。(1ドル100円換算)
クリステンは同誌のインタビューで「続編を製作しないことは、それほど難しい決断ではなかった。オリジナル作品を製作していた時に、あの映画で最後だと思っていた。もちろん、続編を製作すれば、わたしたちはお金もうけできたかもしれないけれど、この映画の続編はわたしのクリエイティブな人生において目標ではなかったの」と答えている。
続編を期待していたファンにとっては残念な話だが、オリジナルの作品と同様な期待を望むならば、製作しないほうがいいことは確かだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)