チャールズ皇太子 「ドクター・フー」の撮影現場を見学 出演オファーも
イギリスのチャールズ皇太子がテレビドラマ「ドクター・フー」の撮影現場を見学し、ファンであることをアピールしたという。
チャールズ皇太子はカミラ夫人と一緒にウェールズにあるBBCのスタジオを訪れ、11代目ドクターを演じているマット・スミス、脚本家のスティーヴン・モファットら、キャストやスタッフと歓談。W.E.N.N.によると、ダーレクの物まねまで披露し、スティーヴンを感心させたという。
「チャールズ皇太子のダーレクの物まねはすばらしかった。ドクターが英国王室のメンバーに会うというストーリーは考えたことがなかったが、皇太子にその気があれば、ぜひ出演をしてもらいたい」とスティーヴンはBBCに語っている。
今年11月に放送50周年を迎える「ドクター・フー」は特別番組を現在撮影中。また、歴代11人のドクターを描いた記念切手がイギリスで発売されるほか、3日間にわたる特別イベントがロンドンで開催され、マット・スミスのほか、過去にドクターを演じたトム・ベイカー、シルヴェスター・マッコイ、コリン・ベイカーらも出席することになっている。
英Metroによると、チャールズ皇太子は特別番組がどんなストーリーになるのかと探りを入れたらしいが、ヒロインのジェナ=ルイーズ・コールマンは「なるべく秘密は明かさないようにしたわ」とコメントをしている。(澤田理沙)