オーランド・ブルーム、ソフィア・コッポラの新作出演を断っていた!
セレブを狙った実在の窃盗団を描いたソフィア・コッポラ監督の映画『ザ・ブリング・リング(原題) / The Bling Ring』で、オーランド・ブルームが出演を断っていたことが明らかになった。
オーランドは実際に窃盗団の被害に遭った一人。カメオ出演のオファーを受けたというオーランドは、「ソフィア・コッポラは素晴らしく、一緒に仕事をしたいと思うけど、これはあまりにも身近な事件だったので関われなかった」と英HELLO!誌に語っている。
それぞれの思いは違うようで、被害者だったパリス・ヒルトンは自分の家を撮影に貸したほか、カメオ出演も承諾。一方、同じく被害に遭ったレイチェル・ビルソンは、「多くの人を動揺させた事件を美化させるのはどうかと思う。物質的なものに固執しないことは大事だけど、個人的に思い入れのあるものを失ったことは忘れがたいわ」と英Cosmopolitan誌にコメントし、映画化には複雑な思いがあるようだ。
ほかにもミーシャ・バートンは、同映画に「ミーシャ・バートンは、飲酒運転で処分された」というセリフがあることを知り、ツイッターで「わたしの名前が出てるってホント? 恥を知れ」と、ソフィア・コッポラと『ザ・ブリング・リング(原題)』のハッシュタグを付けて怒りのツイートをしている。(澤田理沙)