ベネディクト・カンバーバッチ、涼しげな浴衣姿で日本を満喫!
人気俳優ベネディクト・カンバーバッチが17日、都内ホテルで開催された「雑誌表紙大賞」授賞式に涼しげな浴衣姿で登場。「着ていて涼しいし、自分の好きな色。とても着心地がいい。イギリスに持って帰りたいね」とご機嫌な表情を見せた。
この日の会場には、最新作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』をPRするべく、興行会社および映画館のスタッフで結成された21人の「スタトレガールズ」も来場。浴衣姿の彼女たちを見たベネディクトは「皆さん美しいですね」と笑顔で褒めたたえた。
映画館の思い出を聞かれたベネディクトは、小さい頃、ハリソン・フォードの大ファンだったことを明かし、友人と一緒に『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』を観に行ったエピソードを披露。上映が開始するも一緒に来た友人が席にいないことに気付き、心配した同伴者たちが上映を中断させて彼を捜索。警察をも巻き込む大騒動になったが、当の友人は別のスクリーンで他の映画を観ていたというオチだ。
さらに、ハリソン出演作『ワーキング・ガール』を観に行ったときには、そこで体調が悪くなってしまい、顔面蒼白(そうはく)になって劇場の外に出たところ、盲腸だったことが発覚し、3時間後には手術をしていた話などを楽しげに述懐。そんなベネディクトに、スタトレガールズの一人が「今度はいい思い出があるといいですね」と呼び掛けると、「でも昨夜は映画館で誕生日を祝ってもらったんだ。素晴らしいひと時だったよ」とうれしそうに前日の舞台あいさつを振り返った。
今回、日本の映画雑誌の表紙を多く飾ったことで、「雑誌表紙大賞」が贈られたベネディクト。現時点で2013年に発売された日本の映画雑誌7誌で表紙を飾っており、今後も別雑誌の表紙に続々と登場する予定。来日してからというものイベントに取材に大忙しの彼だが、昨夜もイベントで日本の観客と一緒に映画を鑑賞するなど、すっかり日本を満喫しているようだ。(取材・文:壬生智裕)
映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は8月16日、17日、18日に先行公開、8月23日より全国公開