前田敦子、“八百屋お七”で時代劇初主演!
元AKB48の前田敦子が、9月にスタートするNHKの新作ドラマ「あさきゆめみし ~八百屋お七異聞」で時代劇初主演を務めることが明らかになった。前田は「お七という女の子は自分の気持ちに素直に生きている女の子なので、その一途な思いというものを真っすぐに表現できたらいいなと思います。『八百屋お七』を知らない若い人たちにもぜひ観てほしいです」と意気込みを語った。
江戸時代、八百屋の娘が大火の際に避難した寺の寺小姓と恋仲になり、再会したいがために放火をし、火刑に処されたと伝わる「八百屋お七の放火事件」。本作では、それが実は冤罪(えんざい)だったという設定のもと、初恋の人を救うために自ら罪人となるお七の姿が描かれる。
大河ドラマ「龍馬伝」にも出演していた前田だが、時代劇の主演はこれが初めて。そんな前田の起用について、制作統括を務める小松昌代は「一途なお七、最も切なく、愛くるしいお七を誰で見たいか。前田敦子さんのひたすら真っすぐで強い瞳が真っ先に浮かびました。そして、演じたいと体中が言っているような情熱。かれんなお七が愛を知り、女性として変わっていくさまを、今までに見たことのない前田敦子さんで見たいと思いました」とその理由を明かす。
お七が恋する寺小姓・吉三には、映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』やテレビドラマ「Q10(キュート)」でも前田と共演経験のある池松壮亮。そのほか、中村雅俊、竹下景子、平岡祐太らが脇を固める。
木曜時代劇「あさきゆめみし ~八百屋お七異聞」は9月19日午後8時より毎週木曜日、NHK総合にて放送