ヒュー・ジャックマン、日本が舞台『ウルヴァリン』引っ提げ来日決定!
俳優のヒュー・ジャックマンが、日本を舞台にした主演最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』を引っ提げ、8月末に来日することが決定した。ヒューの来日は、映画『レ・ミゼラブル』以来およそ8か月ぶり。現地時間16日に行われた同作のロンドンプレミアでヒューは、日本へのあふれんばかりの愛を語っている。
本作は、ヒューの当たり役にして映画『X-メン』シリーズのメインキャラ、ウルヴァリンが主人公の人気アクション第2弾。日本を舞台に、運命を左右するほどの出会いと、ウルヴァリンの戦いを描く。人気シリーズ最新作のお披露目とあって、ロンドンプレミアには、200名以上のマスコミと約3,000名の観客が集結した。
撮影にあたっては、本格的な日本ロケを敢行。その体験を振り返ったヒューは「ずっと大好きな国だったから、撮影はとてもエキサイティングだった」とコメント。完成した映画についても「日本がとても美しく、魅力的でカリスマ的に描かれているので、日本の皆さんもきっと満足し、誇りに思ってくれると思う」と自信をのぞかせた。
ちなみに日本滞在中、富士山に登ったことでも話題を呼んだヒュー。その思い出の山が世界遺産に登録されたことに「これまで登録されていなかったことの方が驚き」と語り、「富士山はこれまで、日本中、そして世界中の数多くのアーティストたちを魅了してきた。だからこそ、このような形で保護されると聞いてうれしいよ」と喜びを明かした。
この日のプレミアには真田広之、TAO、福島リラたち日本人キャストも勢ぞろい。劇中、ウルヴァリンと死闘を演じた真田は、日本人の立場から「日本のお客さんが観たときに、良い意味での違和感を持たせて、アメリカのコミックの1980年代のイメージと今の日本と、古き良き日本映画の持っている懐かしいような部分など、いろいろな要素を見事にミックスした、オリジナルバージョンの日本をクリエイトしてくれた映画」と期待の持てるコメント。この三人も来日キャンペーンに勢ぞろいする予定で、日本中の話題をさらう来日イベントとなりそうだ。(編集部・入倉功一)
映画『ウルヴァリン:SAMURAI』は9月13日より全国公開