ロブ・ゾンビ3年ぶり新作『ロード・オブ・セイラム』が日本公開!「セイラム魔女裁判」がテーマ
ヘビーメタル界の巨匠にしてホラー映画界のカリスマ、ロブ・ゾンビ監督の『ハロウィン II』以来3年ぶりの新作『ロード・オブ・セイラム』が9月28日より日本公開されることが決まった。本作は、アメリカの片田舎セイラムで1692年に起きた、200人近い村人が魔女として告発されて25人の死者を出した「セイラム魔女裁判」を、ゾンビ監督が妻で女優のシェリ・ムーン・ゾンビを主演に迎えて独自に解釈したホラー映画。
『ロード・オブ・セイラム』は、1692年にサタンを呼び出したとみなされ、死刑を宣告された「ロード・オブ・セイラム(セイラムの領主)」と名乗る7人の女性の1人が、刑の執行間際に判事に呪いをかけるところからスタート。場面は現代に移り、判事の末裔(まつえい)であるラジオ局のDJハイジ(シェリ・ムーン)の元に「ザ・ロード」という差出人からレコードが届く。再生してみると奇怪な音と不気味な声が流れ出し、解き放たれた魔女の呪いが次第にセイラムの町全体をむしばみ始める……というストーリーだ。
今回公開されたポスタービジュアルは、薬物依存症を克服中のハイジにふんしたシェリ・ムーンが、白塗りで目の周りは黒く縁取るという不気味なメイクで立ち尽くす姿をフィーチャーしたもの。ハイジの両脇にはネオンのような業火もあしらわれており、ゾンビ監督がどんな阿鼻(あび)叫喚の世界にいざなってくれるのか期待が高まる。(編集部・市川遥)
映画『ロード・オブ・セイラム』は9月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開