ナタリー・ポートマン、イスラエルの作家作品で長編監督に挑戦か?
ナタリー・ポートマンが、映画『ア・テイル・オブ・ラブ・アンド・ダークネス(原題) / A Tale of Love and Darkness』で監督を務めるかもしれない。Indiewireや複数のメディアによって報じられている。
ナタリーが監督初挑戦した『ニューヨーク、アイラブユー』フォトギャラリー
この企画は、イスラエルの作家アモス・オズの同名自叙伝をナタリー・ポートマンが映像化するというもの。2007年に一度話が持ち上がっていたが、その後製作に関しては何も伝えられてこなかった。
Israel Hayomによると、ナタリーは脚本を他の脚本家二人と共同執筆し、既にオズの承認を得ているそう。さらに9月にはロケーションスカウトのためにイスラエルに向かう予定であるという。
今作のストーリーは、1940~1950年代のエルサレムで育った12歳の少年が、母親が自殺したことで実家を離れ、イスラエルの政治と関わりながら作家となっていく姿を描いた作品。
今のところ、エルサレム・フィルム・ファンドによって製作され、2014年に撮影が開始される予定。これまでナタリーは、映画『ニューヨーク、アイラブユー』の一編で監督を務めているが、これが初の長編監督作品になる。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)