『12モンキーズ』がテレビドラマ化!
1995年に製作されたブルース・ウィリス、ブラッド・ピット共演の映画『12モンキーズ』のテレビドラマ化企画が進行していることがThe Hollywood Reporterによって明らかになった。
これは、オリジナルの映画作品でプロデューサーを担当したアトラス・エンターテイメントのチャールズ・ローヴェンとリチャード・サックルが、アメリカのケーブルテレビ局Syfyの下で製作する予定の作品。まずパイロット版を製作し、最終的にはシリーズ化を目標としているそうだ。
監督はテレビシリーズ「24 TWENTY FOUR」のジョン・カサーが務め、脚本は「NIKITA/ニキータ」のテリー・マタラス、トラヴィス・フィケットが執筆することになっている。
映画『12モンキーズ』は、『未来世紀ブラジル』のテリー・ギリアムが、1962年に製作されたクリス・マルケルの短編映画『ラ・ジュテ』を基に作り上げた時空SFの異色作。謎のウイルスによって全人類の約99パーセントが死滅した世界で、その原因を探るため一人の囚人が過去へと送り出されるという物語だ。世界中で1億6,800万ドル(約168億円)の興行収入を記録している。(1ドル100円換算)
はたしてテレビ作品として、どのように描かれていくのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki・山口浩太)