「Glee」コーリー・モンテースさん出演映画、母国カナダの映画祭でプレミア
海外ドラマ「Glee」のメインキャストで、現地時間13日に急逝した俳優のコーリー・モンテースさんが亡くなる前に出演した新作映画『オール・ザ・ロング・リーズンズ(原題) / All the Wrong Reasons』が、コーリーさんの母国カナダで開催されるトロント国際映画祭でプレミア上映されることがわかった。The Hollywood Reporterなどが報じた。
本作は昨年の夏、カナダのノバスコシア州ハリファックスで撮影されたインディーズ作品。とあるデパートを舞台に、奇妙な出会いを果たす4人の男女を描いたアンサンブルドラマとなっている。
コーリーさんが演じたのは、デパートのマネージャーでPTSDに悩まされる妻を持つジェームズ・アッシャーというキャラクター。コーリーさんの妻役をカナダ人女優のカリーヌ・ヴァナッスが務めたほか、映画『クライモリ』のケヴィン・ゼガーズ、『コズモポリス』のエミリー・ハンプシャーらが共演者として名を連ねる。
コーリーさんは現地時間13日、カナダはバンクーバーのホテルで死亡しているところを発見された。享年31歳。死因はヘロインとアルコールによる混合薬物中毒と報じられている。昨年10月に撮影された最後の出演映画『マクカニック(原題) / McCanick』は、現在ポストプロダクション作業が進行中。同作でコーリーさんは、ドラッグ中毒者を演じていた。(編集部・入倉功一)