白石美帆が看護師、バーテンダー、レザースーツまでコスプレ披露!小澤征悦と共演のNHKドラマで
小澤征悦と白石美帆が25日、NHK放送センターで行われたドラマ「POWER GAME~パワーゲーム~」の完成試写会に出席し、役づくりについて語った。本作は、クライアント獲得を目指してあらゆる手段を駆使する広告マンたちの戦いを描いたエンターテインメント作。小澤は「広告業界のファンタジスタ」の異名をとる主人公・城崎信也を、その宿命のライバルで「広告業界のモンスター」と呼ばれる黒岩博を袴田吉彦が演じ、二人の前に現れる謎の美女に白石がふんしている。
今回、広告マン役に初挑戦となった小澤は「あいさつとか声のトーンが高かったり、テンションが高かったり楽しかった」と業界特有の空気を振り返り、「芝居をするとは『リアル』にすることではなくて、『リアリティー』を追求すること。あいさつ一つにしてもデフォルメして、イメージを構築していきました」と自分なりの肉付けを楽しんだと明かす。
物語のメインはシリアスな男同士のバトルだが、合間に挟まれる漫画チックな演出も見どころの一つ。「あまりそういうタイプの作品をやらせてもらったことがなかったので、こういう作品に出られて良かったと思いました」と新境地に笑顔を見せた小澤は、「狙いとしては、やっているこっちは大真面目で、観ている人が真面目さ故のこっけいさで笑える感じというのをベースにやっていました」と説明した。
一方、白石は峰不二子を彷彿(ほうふつ)させるミステリアスな美女を好演。セクシードレスに身を包んだ愛人から、看護師、女性バーテンダー、レザースーツでバイクにまたがる姿までさまざまなコスプレを披露。自身の役柄について白石は「謎だけではなくて、敵なのか味方なのかもわからないまま、神出鬼没に男同士の戦いに近づいていく女性です」と大人の色気を振りまきながら語っていた。(中村好伸)
ドラマ「POWER GAME~パワーゲーム~」は8月10日よりNHK BSプレミアムでスタート 毎週土曜日午後11時15分から11時44分(連続8回)