卒業を間近に控えたAKB48の秋元才加、『呪怨』清水崇監督とタランティーノについて語り合う!!
今月28日の卒業を間近に控えたAKB48の秋元才加と、実写版『魔女の宅急便』の撮影を終えたばかりの清水崇監督が4日、都内で行われたニコニコ生放送『ジャンゴ 繋がれざる者』BD&DVD発売記念番組の収録に参加し、タランティーノ映画の奥深さについて語り合った。
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映画ファンに絶大なる人気を誇る鬼才クエンティン・タランティーノだが、秋元自身がこれまで観たことがあるタランティーノ映画は『ジャンゴ 繋がれざる者』のみなのだとか。そこで、タランティーノ初心者である秋元にその奥深さを知ってもらおうという趣旨でこの日の番組の収録は行われた。
今回の収録を通じて秋元は、タランティーノが歩んできた道のり、彼の映画のスタイルなどを学習。収録中は、司会のジャンクハンター吉田がタランティーノに直撃して聞き出したという「クエンティンはドラマ部分も重要視しているが、それは(ドイツのメロドラマの巨匠)ダグラス・サークが大好きだから。ドラマ作りや会話などにはサークの影響が大きい。『イングロリアス・バスターズ』にドイツ人俳優であるクリストフ・ヴァルツを起用したのも、ドイツのエッセンスを入れたかったから」「クエンティンは自宅に役者を集めてハワード・ホークス監督のスクリューボールコメディ『ヒズ・ガール・フライデー』を見せて、俺の作品はこういう(早口の会話)テイストなんだということを理解してもらう」といったマル秘情報が次々と披露されるなど、秋元は熱狂的な映画ファンである出演者たちから、あふれんばかりのタランティーノへの愛情を浴び続けた。
そんな濃厚な収録を終えた秋元は「まだまだ全然話し足りないですね。映画ってすごく奥が深くて、いろんな楽しみ方があることが分かりました。今回、西部劇を初めて観ましたけど、今後はもっといろんなジャンルの映画を観ていきたい」と目を輝かせた。
卒業後は女優の道を進むことを明言している秋元に対して、清水監督は「たとえば驚き方だったり、悲鳴だったり、歩き方だったり、自分の好きな映画のシーンを覚えておいて、芝居で出してみると面白いんですよ。いろんな引き出しがあるといいですよね」とアドバイス。秋元は「そのためにも映画をいっぱい観ないといけないですね」と改めて意欲を燃やしていた。(取材・文:壬生智裕)
『ジャンゴ 繋がれざる者』ブルーレイ&DVDは8月7日よりセル&レンタル同時リリース