チャン・イーモウ監督が『ノートルダムの鐘』のカジモドを描いた作品を監督か?
映画『HERO』『単騎、千里を走る。』の中国の巨匠チャン・イーモウ監督が、新作『カジモド(原題) / Quasimodo』で監督交渉に入ったことがVarietyによって伝えられている。
これはワーナー・ブラザースが企画している作品で、1831年にヴィクトル・ユゴーが執筆した小説「ノートルダムのせむし男」を映画化することになっている。15世紀のパリにあるノートルダム大聖堂で、神父に拾われた姿は醜いが優しい心を持つカジモドが、ジプシーの踊り子エスメラルダをめぐって巻き起こすさまざまな出来事を描いた不朽の名作だ。
脚本は、映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』のキーラン・マローニーとミシェル・マローニーが執筆し、主演のカジモド役には『ノーカントリー』のジョシュ・ブローリンが決定している。そして新たにイーモウ監督に声がかかったようだ。
彼に決まれば、世界中で読み親しまれた原作をどのように映画化するのかが楽しみになりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)