美輪明宏&黒柳徹子、鮮やかな紅白衣装で登場!互いの尊敬する面を語る
NHK特集番組「真夏の夜の美輪明宏スペシャル(仮)」の取材会が7日、渋谷のNHK放送センターで行われ、美輪明宏が盟友・黒柳徹子と共に紅白の鮮やかな衣装で出席して互いの尊敬する面などを語った。
美輪は黒柳を「常に感情を理性でコントロールできる人」と表現すると、「サラ・ベルナールを演じた舞台(注:舞台「ライオンのあとで」)を観たんだけど、役者魂を持ちつつクールにやり遂げていた」と絶賛。一方の黒柳も「現代劇の『双頭の鷲』で女装をしていて、『なるほど、これはかなわないな。女にはできない強さがある』」と美輪の方が年下ながらも「お姉さん、偉い先生ね」とたたえていた。
同番組は2月下旬から約半年間、美輪に密着。美輪の波乱の人生を描く舞台「MIWA」で美輪にふんする宮沢りえとの対談や、黒柳と共に生きた時代を振り返るスタジオトークなど盛りだくさんで、歌手・美輪明宏の魅力も伝える。チーフ・プロデューサーの柴崎哲也は「去年の紅白に美輪さんが出演されて反響がものすごかった。その中に『美輪さんって歌手だったんだ』との声があったので、美輪さんを知っていただきたい」と制作意図を明かした。
そんな歌手・美輪のコンサートを訪れるのは、美輪いわく「歌手よりも役者の方が多いわね」とのこと。「三國連太郎さんは伊豆からディナーショーに来てくれたの。水谷豊さんは奥さんに『聴いとけ』って言われて、大阪まで来てくれたのね。あと杉村春子さんも……」とビッグネームが次々に飛び出していた。(取材・文:県田勢)
「真夏の夜の美輪明宏スペシャル(仮)」は8月21日午後10時から11時13分、NHK総合テレビで放送予定