井上真央、Sキャラ開眼にご満悦!?ピンクのレオタード姿に共演者もドキッ
女優の井上真央が12日、都内で行われた映画『謝罪の王様』の完成披露会見に出席した。本作でS気のある主人公のアシスタント・典子を演じている井上は、「岡田(将生)くんの足を思い切り踏んづけたり、後ろから阿部(サダヲ)さんを蹴飛ばしたりするシーンは気持ち良かった」と笑顔で回顧。高橋克実に対して「ハゲハゲ」と連呼するシーンもあるようで、「戸惑いもあったけど、ちょっとスッキリ……じゃなくて楽しかったです」と慌てて訂正しつつ、「なかなかこういう役じゃないとできないので」とSキャラ開眼を楽しそうに明かした。
同作は『舞妓 Haaaan!!!』『なくもんか』に続いて、水田伸生(監督)、宮藤官九郎(脚本)、阿部サダヲ(主演)の黄金トリオが放つ異色のコメディー。どんな相手にも依頼者の代わりに謝って事態を収束する架空の職業「謝罪師」をなりわいとする主人公が、謝罪テクニックを駆使してさまざまな問題を解決していく。
この日は黄金トリオの3人をはじめ、井上、竹野内豊、岡田将生、荒川良々、濱田岳、松本利夫(EXILE・MATSU)、高橋克実、松雪泰子と豪華キャストが勢ぞろい。謝罪をテーマにした作品にちなみ、会見開始早々キャストらが遅刻して登場し、12人が一斉に頭を下げる「謝罪会見」を行うなど会場をシュールな笑いに包んだ。
また、井上は劇中でピンクのレオタード姿を披露しているとのことで、映画のテーマにちなんで荒川から「ドキッとしてすみませんでした」と謝罪されるも、井上は「あれでドキッとしてもらえたら良かった。何でもやるというのをアピールできたら」とキュートに返答。
一方、水田監督からもレオタードのシーンの撮影について、気温の低い中で行ったことを謝られると、井上は「良い思い出にしようと思います。……でも、あれ、1日かかったんですよ」とチクリと恨み節で返し、会場を笑わせていた。(中村好伸)
映画『謝罪の王様』は9月28日より全国公開