新・朝ドラヒロインの杏、大阪編の撮影を満喫
9月30日よりスタートする連続テレビ小説「ごちそうさん」のスタジオ収録取材会が20日、NHK大阪放送局にて行われ、ヒロインの杏をはじめ、東出昌大、宮崎美子、キムラ緑子、高畑充希、和田正人、近藤正臣、岡本幸江チーフプロデューサーらが出席。偏屈な大阪男に恋をし、“食い倒れの街”大阪に嫁ぐことになった食いしん坊の東京娘・め以子を演じる杏は、「(嫁ぎ先でのことに)戸惑いながらも元気にやっている“め以子”を日々楽しんでおります」と大阪での撮影を満喫していることを報告した。
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クランクインから約3か月、放送までいよいよ1か月半を切った本作。収録は東京編を終え、メインとなる大阪編の撮影が始まった。杏は「関西の方が親に聞いても、(親の世代も)知らないようなすてきな行事が(ドラマの中に)日々あります。今日は夏の設定でしたが、これから冬の季節やいろいろな行事もやってきて、さまざまな食べ物を食べながら心も体も成長していくと思います。そういったところをぜひ皆さまにご覧いただきたいと思いますし、わたし自身楽しみたいと思っています」と本作の見どころと共に意気込みを語った。
め以子の夫・悠太郎を演じる東出は、「こんなに長期でかつ1日のシーン数が多いドラマは初めて。先日、母から『あんた、どう? 最近、頑張っている? やっていけそう?』と電話がかかってきて、『やっていってはいるけど、倒れないように気を付ける』って言いました」と笑いながら告白。「でも、本当に現場の空気が良いので楽しくやれていて、今はこの現場に入れて良かったなという気持ちです。力を尽くして、倒れるギリギリまでできればと思ってやっています」と力強く話した。
岡本チーフプロデューサーは、本作について「出演者は役柄も個性的ですし、演じていただく雰囲気もそれぞれ魅力的で、大阪ことばが飛び交い、美しい着物を着た方たちが行き交っていて、毎日ドキドキしながら収録をご一緒させていただいています。大阪の魅力について、よくご存じの部分や、あまり知られていないけど本当はこんなところがすてきだとか、いろいろお伝えできればと思います」とアピールした。(編集部・中山雄一朗)
NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」は9月30日より放送開始