『スター・トレック』クリス・パイン&ザカリー・クイントの素顔!演じるキャラクターと似ている?
待望のシリーズ最新作となる『スター・トレック イントゥ・ダークネス』で再共演を果たしたクリス・パインとザカリー・クイントが、役への思い、そして撮影での知られざる苦労を打ち明けた。
映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』フォトギャラリー
『スター・トレック』シリーズで、クリス・パインが演じるジェームズ・T・カーク船長とザカリー・クイントが演じる副長スポックといえば、キャラが立っていることでも有名。お互いの素顔を知る二人は、役と本人の相違点もよくわかっているようだ。「ザック(ザカリー)はスポックほど理論的じゃないけど知的。その反面、情熱的で人生を楽しんでいる」と話すクリスに対し、ザカリーは「本能を強く信じているところが、カークとクリスの大きな共通点」と評し、どうやらカークとクリス・パインの方が役と素顔が近いようだ。
前作から4年ぶりとなるこの新作では、二人にとっても予想外のハードなアクション場面が用意され、クリス・パインは、赤い惑星ニビルでの全力疾走について「監督のJ・J(・エイブラムス)が、まるでオズの魔法使いにでもなったかのように、僕らを何度も全力ダッシュさせた。そのシーンだけで1週間半! 地獄の特訓だったよ」と苦笑い。一方のザカリー・クイントは「スポックの走り方は自分でスタイルを考えた。毎日、3時間もかかる特殊メイクも、寝たり読書をしたりして、いい集中の時間さ」と涼しい顔だ。
無類のラーメン好きとして知られるクリス・パインは、今回の来日でも「外は暑いけど、がんばっておいしそうなラーメン屋を見つけたい」と意欲満々。そんなクリスを横目に、ザカリー・クイントは「1作目での来日で行けなかった京都を訪れたい」とここでも対照的なコメント。「ラーメン」と「京都」は、熱すぎる男カークと、冷静沈着なスポックの対比のようで、やはりこの二人、演じるキャラと近い資質の持ち主のよう。そんな素顔を重ね合わせながら観れば、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』はより楽しめるはずだ。(取材・文:斉藤博昭)
映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は8月23日より全国公開