笑い飯・哲夫、手塚治虫「ブッダ」で声優初挑戦!シッダールタを導くブラフマン役!
手塚治虫の代表作で、仏教の開祖・シッダールタの生涯を描いたコミック「ブッダ」をアニメ映画化した、3部作シリーズの第2弾『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』の特報が公開され、お笑いコンビ・笑い飯の哲夫が、声優に初挑戦することが明らかになった。
映画『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』特報
哲夫といえば、幼少の頃から般若心経に興味を持ち独学で仏教を研究、写経を日課にするというほどの仏教フリーク。前作『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』のPRイベントに出演したさいには、「1作目はシッダールタが悟りを開くまでの話が中心。続編があるさいは、悟りを開いたブッダ役の声優を僕にやらせてくれます?」とアピールしていた。
その熱意と仏教への造詣の深さを受け、今回製作側サイドが、2作目の出演をオファー。シッダールタ役には吉岡秀隆が続投することもあって、彼に僧となり悟りを開く道を導く、老人の姿をした謎の存在ブラフマン役での起用が決定した。
原作は高校の図書館で全巻読んだという哲夫は「マンガを読んでいるという不良性を誇示しながら、実は仏教に興味深々だったんです」と明かす。それだけに、ブラフマン役の重要さは認識しながらも、「僕がしゃべった瞬間に映画館で失笑をいただかないように、ヘリウムガスを吸いながら録音できたらと思っています」と芸人らしいコメント。「初めて映画の声のお仕事を頂いたので、今から映画館に観にいくのが楽しみです」と初挑戦となる声優業への意気込みを見せている。
本作では吉岡をはじめ、シャカ国の王・スッドーダナ王役の観世清和、シッダールタがかつて愛したミゲーラ役の水樹奈々、そしてマーヤー天の声を務める吉永小百合が続投。さらに母と姉を殺され復讐(ふくしゅう)に燃える盗賊タッタの声を松山ケンイチが演じる。(編集部・中山雄一朗)
映画『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』は2014年2月8日より全国公開