秋元才加、AKB卒業と共にゴリラキャラも封印! 声優初挑戦で女優への第一歩を踏み出す
8月28日の劇場公演をもってAKB48を卒業した秋元才加が、映画『スプリング・ブレイカーズ』ブルーレイ&DVDの公開アフレコに出席した。AKB48時代、ゴリラキャラとしても人気を博した秋元は、「ドーム公演で『ウッホウッホホ』(秋元のセンター曲)を思いきり歌わせていただきましたが、この曲はいろんな意味でわたしを成長させてくれた」と振り返り、「でも、これから女優を目指していくので、ゴリラキャラはなるべく消していきたい」と本音を漏らした。
ソロとしてのキャリアをスタートさせた秋元は、「先日、AKB48を卒業したばかりですが、新たな第一歩として映画のアフレコに初挑戦させていただけたのは本当にうれしいこと」と素直に喜びを表現。さらに今後の目標については「まず、自分が女優を目指しているということを多くの方に知ってもらいたい」と語り、「憧れはやっぱり樹木希林さん。女優として振り幅が広く、思ったことをはっきり言葉にする生き方はロックですよね、大好きです!」と目を輝かせていた。
今回、秋元が声を担当したのは、セレーナ・ゴメス演じる女子大生フェイス役。彼女との共通点について秋元は、「好奇心旺盛なのに、なかなか一歩が踏み出せない内気なところかな。わたしの場合、見た目でグイグイいくタイプに思われがちですが、実は石橋をたたいて渡るタイプなんです」と意外な一面を告白。
さらに、映画の中で印象に残っているセリフについては、「確か『ワンクリックで人生を止めたい。そしたら、みんなと永遠に一緒にいられるのに』みたいなセリフがあったと思いますが、東京ドームでの公演で、緑のサイリウムが広がる中、5分間一人でフルコーラスを歌ったときは、初めて『時間を止めたい!』って思いましたね。それくらい幸せだった」と思い出の場面を振り返った。
本作は、『ガンモ』『KEN PARK ケン パーク』などティーンのリアルな日常を見つめてきた鬼才ハーモニー・コリン監督による異色青春ドラマ。春休みを持て余す女子大生4人組が刺激を求めて裏社会へと足を踏み入れていく姿をポップかつスタイリッシュに描く。(取材・文:坂田正樹)
映画『スプリング・ブレイカーズ』ブルーレイ&DVDは11月22日発売 ブルーレイ:4,935円(税込み)/ DVD:3,990円(税込み) 販売元:東宝