松本人志『R100』釜山国際映画祭に出品 4作連続の快挙!
松本人志監督の最新作『R100』が、アジア最大級の映画祭である第18回釜山国際映画祭(韓国・釜山市、10月3日~12日)に出品されることが決まった。デビュー作『大日本人』から『しんぼる』『さや侍』と4作連続での同映画祭出品の快挙となる。
『R100』が選出されたのは、さまざまな観点とスタイルを持つ才能豊かなアジアの映画監督たちの最新作や、2013年の代表作を紹介する「アジア映画の窓」部門。熱烈なオファーを受け、米アカデミー賞の前哨戦として世界から注目を浴びる第38回トロント国際映画祭(カナダ・トロント、現地時間9月5日~15日)に続く、世界映画祭への出品が決定した。
そのトロント国際映画祭へは松本監督、主演の大森南朋、共演の渡部篤郎が参加。現地時間9月12日深夜0時(日本時間13日13時)からのミッドナイト・マッドネス部門での上映にあわせて行う、レッドカーペットと舞台あいさつの北米プレミアイベントに登場する予定だ。
大森は「トロントの方々が、『R100』をご覧になってどのような反応をされるのか楽しみにしております」、渡部は、「松本監督の作品は海外でも高い評価を受けているので、たくさんの方に松本作品を楽しんでもらいたいです」と抱負を語っている。
また、「松本監督と大森さんと3人で参加できることをうれしく感じております」と喜ぶ渡部は、「さらにパワーアップした一大エンターテインメント作品になっているので、観客の皆様に楽しんでもらえると思います」と映画の出来に自信をのぞかせた。
本作は、謎のクラブ「ボンデージ」に入会した主人公・片山(大森)の摩訶(まか)不思議な体験を描くファンタジー・エンターテインメント。大地真央、寺島しのぶ、片桐はいり、冨永愛、佐藤江梨子、渡辺直美がボンデージ姿の “女王様”にふんし、片山を未体験の世界へといざなっていく。(編集部・小松芙未)
映画『R100』は10月5日より全国公開