劇場版『あの花』がついに初日!入野、茅野、戸松、櫻井、早見…主要キャストが感無量!
31日、映画『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』初日舞台あいさつが新宿バルト9にて行われ、主要キャストを務めた入野自由、茅野愛衣、戸松遥、櫻井孝宏、早見沙織、近藤孝行が登壇した。めんま役の茅野は「テレビシリーズを見直してから臨みました。(テレビシリーズが)終了してから時間が経っていましたが、超平和バスターズのみんながそろうと、時間が巻き戻りました」とチームワークの良さを強調した。
2011年にフジテレビ系で放送され話題を呼んだテレビアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」に、過去の出来事やその後のエピソードを追加した劇場公開版。待ちに待った『あの花』ファンでぎっしり埋まった会場に登場したじんたん役の入野は「テレビシリーズがきれいに終わっていたので、劇場版の話があったときは不安でした」と心情を吐露したが「出来上がった作品を観て、幸せな気持ちになった。再びじんたんと再会できてうれしい」と笑顔を見せた。
本作では、テレビシリーズ終了から1年後も描かれているが、早見は「(テレビシリーズの)懐かしさと、映画の新しさの両方の気持ちを持ちながらアフレコに臨みました」というように、登場人物の変化も見どころの一つとなっている。その点について櫻井は「僕が演じたゆきあつの、変化はあるものの、相変わらず笑かしてくれる部分を観て」とアピールすると、近藤は「(テレビシリーズで展開された)ぽっぽを外した恋愛関係に、どうやってぽっぽが入り込んでいくかに注目です」と語り、場内を沸かせていた。
あなる役の戸松が「この作品に関われた経験は、わたしにとって宝物です」と感慨深い表情で語ると、入野は「映画を観終わった後『あの花』っていい作品だなという思いが、劇場内に充満すると思います。そういう気持ちを体験できることがうらやましい。僕も劇場に観に行きます」と力強く作品をアピール。客席からは大きな拍手が巻き起こった。
本作は、幼いころに事故死してしまった少女が、成長した姿で、仲間たちの前に現れたことから、彼女と仲が良かった5人組が、過去に起きた出来事に向き合い、前に進んでいく姿を描いた青春ストーリー。(磯部正和)
映画『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は全国公開中