中谷美紀、カナダの教会でお茶会を開催!フランス語であいさつも
第37回モントリオール世界映画祭のワールドコンペティション部門に出品されている映画『利休にたずねよ』の中谷美紀が現地時間1日、カナダ・モントリオール最古の教会でお茶会を開催した。中谷は田中光敏監督らと共に同映画祭に参加しており、今回のお茶会は、記者会見や公式上映の舞台あいさつなどに参加する以外にも、日本の文化を発信していきたいという意味を込めて実施されたもの。
会場は18世紀に建てられたモントリオール最古の教会であるノートルダム・ド・ボンスクール教会。200人から拍手で迎えられた中谷は、得意のフランス語で会話を楽しみながらお茶をたて、演出家のフランソワ・ジラールや元モントリオール市長ら現地の客人をもてなした。茶道を10年以上たしなんでいる中谷だけに、見物人もその華麗な手さばきに見とれていたという。
また、同日夜に行われた公式上映前の舞台あいさつに着物姿で登壇した中谷は、ここでもフランス語で「この映画はお茶のマスターのお話で、400年以上前に生きていた方のお話です。どうか楽しんでください。皆さん、愛しています!」とあいさつ。上映後にはほぼ満席(1,000人)となった会場からスタンディングオベーションが起こるなど、茶人・千利休(市川海老蔵)の半生を描いた本作はモントリオールの観客にも受け入れられたようだ。
受賞結果は現地時間2日に発表される。『利休にたずねよ』が、奥田瑛二監督作『長い散歩』、本木雅弘主演作『おくりびと』(滝田洋二郎監督)に続き同映画祭でグランプリ受賞なるか期待が掛かる。(編集部・市川遥)
第37回モントリオール世界映画祭は現地時間9月2日までカナダ・モントリオールで開催
映画『利休にたずねよ』は12月7日より全国公開