武井壮、東京オリンピック出場に本気!シドニー逃した苦い思いをバネに…
タレントの武井壮が9日、都内で行われた恋愛ゾンビ映画『ウォーム・ボディーズ』のプレミアム試写会に出席。同日昼にフジテレビ系のバラエティー番組「笑っていいとも!」で2020年の東京オリンピック出場を目指すと公言していたが、イベントでも観客を前に「番組で公言してやらないといけない空気になってきていますので、今日からスタートしたいと思います」と言い切った。
ヒロインのテリーサ・パーマー来日!プレミアム試写会フォトギャラリー
番組内で「近代五種競技」と「セーリング」での出場意志を明かしていた武井は、その真意を問われると、「観客として盛り上がるのもいいけど、選手として参加したい」とあくまで選手としての参加意思を表明。可能性には「チャンスはあると思います」と強気で、「身体能力が上がっていて、20歳の頃より今の方が足が速い。47歳になったらあと7年分さらに積み重なるので、相当恐ろしいことになっていると思います」と気持ちはぶれなかった。
さらに、出場を目指す理由として過去にシドニーオリンピック出場を逃した悔しい思い出があることを明かした武井。「シドニーの直前まで陸上選手をやっていて、日本チャンピオンでそのまま陸上をやるか、ゴルファーに転身してアメリカへ行くかで悩んだ」と当時を振り返ると、「オリンピックまで2年あったし、アメリカの方が近いんじゃねぇかって理由でアメリカを選んだ。そうしたら、実はオーストラリアの方が近かった。出ておけば良かった。リベンジしたい」と悔やんだ。
また、試写会にはとつるの剛士のほか、本作でヒロインを演じ、先月、恋人で俳優のマーク・ウェバーとの婚約を発表したばかりのテリーサ・パーマーがお腹の赤ちゃんと共に出席。日本が大好きというテリーサは、好きな食べ物について「寿司のトロが大好物で、うなぎも大好き」と気さくにコメント。作品については「台本を見ていたら(相手役のニコラス・ホルトが)『うー、あー』とうなっているだけで、セリフがあるのはわたしだけだったの。いろんなうめき声の意味を理解しないといけないし、セリフがない相手との演技は難しかったけど、ニコラスは素晴らしい俳優でやりやすかったです」とにこやかに振り返っていた。
同作はアイザック・マリオンの小説「ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語」を実写化したゾンビ恋愛映画。ゾンビと人類が対峙(たいじ)する近未来を舞台に、人間の女性に心惹(ひ)かれてしまったゾンビ青年の恋の行方を描く。(中村好伸)
映画『ウォーム・ボディーズ』は9月21日よりシネクイントほか全国公開