ニコール・キッドマン、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の新作に出演か?
ドイツの巨匠ヴェルナー・ヘルツォーク監督が手掛ける予定の新作『クイーン・オブ・ザ・デザート(原題) / Queen of the Desert』で、主演予定だったナオミ・ワッツが降板し、新たにニコール・キッドマンが出演交渉に入ったことがDeadline.comによって明らかになった。
本作は、イラク建国に携わったイギリスの女性情報員・考古学者・登山家であるガートルード・ベルを描くもの。彼女は、「アラビアのロレンス」ことT・E・ロレンスと出会い、砂漠の民の流儀を知り尽くしたうえで諜報活動に従事。そして、当時イギリスの統治下にあったイラクを独立の道へと助力した人物だ。
これまで、ベル役を映画『インポッシブル』『21グラム』のナオミ・ワッツが務めると考えられていたが、彼女が降板し、新たにニコールが出演交渉に入ったことが伝えられている。また、一時期ジュード・ロウがキャスティングされていたが、彼に代わってジェームズ・フランコが参加することになっている。
ニコールは現在、第38回トロント国際映画祭に映画『レイルウェイ 運命の旅路』(原題:The Railway Man)が出品されており、さらに彼女がモナコ王妃となった故グレイス・ケリー役に挑戦した映画『グレイス・オブ・モナコ(原題) / Grace of Monaco』の全米公開を11月27日に控えている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki・山口浩太)