『アメリカン・サイコ』の続編、テレビシリーズ化?
クリスチャン・ベイル主演でカルト的人気を誇る映画『アメリカン・サイコ』(2000)の続編が、テレビシリーズとして企画されていることがThe Hollywood Reporterなどのメディアによって報じられている。
これは、米ケーブルチャンネル・FXプロダクションズとライオンズゲートが企画しているもので、映画『ミッシング ID』のアリソン・シェアマーと『サンキュー・スモーキング』のエドワード・R・プレスマンらが製作総指揮を担当。脚本は『72時間』(日本未公開)のステファン・ジャウォースキーが執筆する予定になっている。
作家ブレット・イーストン・エリスの原作を、メアリー・ハロン監督が手掛けたオリジナルの作品は、1980年代のニューヨークで働くエリートサラリーマン、パトリック・ベイトマンが、裕福な生活を送りながらも夜になると街をうろつき、ホームレスや娼婦を殺害していくさまが描かれた。続編では、そのパトリックが50代半ばの設定で、新たに彼の弟子となる人物を見つけ、その人物をサディスティックな世界に引き込んでいく過程が描かれるようだ。
今のところ、監督やキャストは決まっていないが、果たしてオリジナル作品のように注目されるのだろうか?(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)