海老蔵、父・市川團十郎と最初で最後の映画共演!映像初公開!
第37回モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞した映画『利休にたずねよ』で主人公・千利休を演じる歌舞伎役者・市川海老蔵と、今年2月に亡くなった父・市川團十郎さんの最初で最後となる映画での共演シーンが初めて公開された。
小説家・山本兼一の第140回直木賞受賞作を原作に、茶人・千利休の歩んだ人生を新しい解釈で描く歴史恋愛大作。團十郎さんは利休の師を演じており、このたび公開された最新予告編の中で、「そなたの美に対する執念、まさしく茶人といってよかろう」と力強く利休の背中を押す言葉を掛けている。その重厚な存在感は、映画の質を高める重要な役割を担っているといえるだろう。
海老蔵が、命を懸けて美を追求した男の生きざまを渾身(こんしん)の演技力で魅せる本作には、利休に寄り添う妻役の中谷美紀、利休にほれ込む戦国の覇者・織田信長役の伊勢谷友介、豊臣秀吉役の大森南朋のほか、成海璃子、福士誠治、檀れい、大谷直子、伊武雅刀、柄本明ら豪華キャストが結集している。(編集部・小松芙未)
映画『利休にたずねよ』は12月7日より全国東映系にて公開