岸谷五朗が会見で「じゃんけん大会」を主催!決勝はSNH48宮澤佐江VSサトエリ
岸谷五朗・寺脇康文が主宰する演劇ユニット・地球ゴージャスのプロデュース公演 Vol.13「クザリアーナの翼」の製作発表会見が19日、都内で行われ、SNH48宮澤佐江が即席のじゃんけん大会で決勝戦まで勝ち進み、大盛り上がりとなった。この日はほかに風間俊介、中村雅俊、山本裕典、佐藤江梨子、湖月わたるらキャスト陣が勢ぞろいした。
SNH48の活動に専念するため、AKB48兼任を辞退した宮澤。そのため、18日に行われたAKB48の34thシングル選抜メンバーを決める「第4回じゃんけん大会」への出場はならなかったが、そんな宮澤に思わぬサプライズが。ステージに登場した岸谷が「地球ゴージャスはいつもその時代に沿った芝居を作ってきました。ですから今回のフォトセッションの立ち位置もじゃんけんでセンターを決めたいと思います!」と宣言すると、会場からは笑い声とどよめきが同時に起こった。
即席のじゃんけん大会が始まると宮澤は、湖月、岸谷と順調に打ち破り、決勝で佐藤と顔を合わせることに。宮澤は「(決勝は)初めてです!」と笑顔を見せるが、宮澤の初優勝なるかという会場のプレッシャーに佐藤は「やだやだ! もう負けたいよ!」と戦意喪失。しかし、じゃんけんの女神は佐藤にほほ笑み、佐藤がチョキ、宮澤がパーを出して佐藤が優勝。センターに座らされた佐藤は泣きべそをかいていた。
2014年に結成20周年を迎える演劇ユニット・地球ゴージャスにとって13作目となる本作は、四つの階級に縛られた架空の国「ジャメーリア」を舞台に、それぞれの運命に逆らって必死に生きる人間たちを描き出すエンターテインメント作品。
寺脇が「全員がそろうのは今日が初めてなんですが、とても雰囲気が良くて。ゼロから作り始めて、お客さんが入った時点で100にする作業をこれからしていきます」と語ると、岸谷も「今回、地球ゴージャスは大きな公演を打ちます。その都度、新作を作り、12万人以上を動員するカンパニーは数少ないと思っているんで、今回の公演を成功させることで、演劇界は元気になれると思います」と力強く宣言していた。(取材・文:壬生智裕)
地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.13「クザリアーナの翼」は2014年1月8日~2月20日に赤坂ACTシアターにて上演予定(名古屋、福岡、大阪公演もあり)