ダニエル・ラドクリフ、「ハリポタ」スピンオフ映画出演を否定
映画『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが、原作者のJ・K・ローリングが脚本家デビューを果たす同シリーズのスピンオフ映画に出演する可能性はないと語った。
同作は、『ハリー・ポッター』に登場するホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」(原題:Fantastic Beasts and Where to Find Them)にインスパイアされた新作ファンタジー。本の架空の作者であるニュート・スキャマンダーを主人公に、ダニエル演じるハリーたちの活躍の70年前の世界が舞台になるとされている。
年代こそ違うが、つながりを持つ世界が舞台となるだけに、ハリーたちの再登場にも期待したいのがファンの心情というもの。MTV UKなどによるとダニエルは、自身が出演するミニシリーズの会見でこの件について質問され「最初に思ったのは『ありがとうJo(ローリングの愛称)。僕はこれから、途方もない回数、この質問に答えなきゃいけないよ』ってことさ」と冗談めかしてコメント。
その上で、スピンオフシリーズについて「言うまでもなく、僕は関わらないよ」と出演を否定。またルパート・グリントやエマ・ワトソンなど、『ハリー・ポッター』シリーズで共演した仲間たちの出演についても「たぶんほかのみんな(『ハリー・ポッター』キャスト)も出ないんじゃないかな。でも、実際新作については何も知らないんだ」と出演の可能性は低いと語った。
新作映画についてローリング自身は「『ハリー・ポッター』の前日譚(たん)でも、続編でもありません」とコメントしている。(編集部・入倉功一)