午前十時の映画祭、累計動員200万人を突破!興収20億円突破も間近
2010年2月より始まった「午前十時の映画祭」の累計観客動員が200万人を突破した。累計興行収入は19億4,143万500円であり、20億円突破も目前となっている。(数字は主催者調べ、16日時点のもの)
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「午前十時の映画祭」は、往年の名作をもう一度スクリーンで上映しようと2010年からスタートした企画。第一回から第三回までは、作品がオリジナルニュープリントでフィルム上映されたことも話題になり、総動員数は約180万人を記録した。
4年目の今年は「新・午前十時の映画祭 デジタルで甦る永遠の名作」と題してリニューアル。往年の名作25本を全国42劇場でデジタル上映しており、16日までの動員は20万4,564人、興行収入は1億9,759万8,300円と好調な成績を上げている。
主催者によると、中心客層は40代~60代のシニア層であるものの、『メリー・ポピンズ』『ロッキー』『フォレスト・ガンプ/一期一会』といった作品では学生層の動員が目立っているとのこと。また、前回までは1週間だった1作品の上映期間を2週間に拡大したことで、口コミによる2週目の動員増加の効果も出ているという。
「新・午前十時の映画祭 デジタルで甦る永遠の名作」は来年3月まで開催の予定。往年の名作をもう一度スクリーンで観たいという人はもちろん、名作を初めてスクリーンで観たい人も楽しめる好企画なだけに、今後もぜひ続けてほしいと願う映画ファンは多いだろう。(編集部・福田麗)
「新・午前十時の映画祭 デジタルで甦る永遠の名作」は2014年3月21日までTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国42劇場にて開催中