いつかは年を取る…松本伊代、じゃんけん覇者・珠理奈にアイドルの心得をアドバイス!
歌手・タレントの松本伊代が19日、都内で行われた映画『ビザンチウム』の宣伝リーダー就任イベントに、持ち歌の「センチメンタル・ジャーニー」を生披露しながら登場した。16歳でブレイクした松本は、昨日のAKB48じゃんけん大会で優勝した松井珠理奈(16)に「今の16歳を思いっきり楽しんで! いつかは年を取るのよ。心して頑張ってほしい」とアイドルの先輩としてエールを送った。
永遠に16歳の姿のまま生き続ける映画のヒロインにちなんで、「センチメンタル・ジャーニー」で「伊代はまだ16だから~」と歌っている松本が宣伝リーダーに。「ヴァンパイアの話と聞いて、ちょっとグロテスクな映画かなと思って観たのですが、ハラハラドキドキ、あっという間に観終わってしまいました。共感する部分もあって、ピュアですてきなヒューマンドラマ」と映画の魅力を語る。
また、もし自分がヴァンパイアだったら、どんな人の血を吸ってみたいかと聞かれ「草食系で繊細な感じの方がいい。佐藤健くん」と実名を出して「すてきですね」と乙女の顔でちゃめっ気たっぷり。
生歌も披露したが、「16歳の頃は、ずっと歌い続けるのですか? と聞かれて、『当たり前じゃないですか』と答えていましたが、ちょっと辛いものがありますね。恐縮しながら歌っています。今日は割とうまく歌えました」と照れくさそうに微笑んだ。
本作は、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の鬼才ニール・ジョーダン監督が、約20年ぶりにヴァンパイア映画に挑んだ切なく、はかなく、美しいエモーショナルな作品。永遠の16歳を生きる孤独を運命づけられた悲しき少女の姿を描く。主演は、『つぐない』(2007)で13歳にしてアカデミー助演女優賞にノミネートされ、『ラブリーボーン』(2009)や『ハンナ』(2011)でも鮮烈な存在感を放った若き女優シアーシャ・ローナン。(福住佐知子)
映画『ビザンチウム』は9月20日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開