宇多田ヒカル、今後は精神障害に苦しむ人のサポートをしたい…ツイッターで表明
歌手の宇多田ヒカルが、先月22日に亡くなった母・藤圭子さんの思い出を振り返るとともに、「精神障害に苦しむ人やその家族のサポートになることを何かしたい」と今後の抱負をツイッターにつづった。宇多田は藤さんが亡くなった直後に更新したオフィシャルサイトで「彼女(注:藤さんのこと)はとても長い間、精神の病に苦しめられていました」と明かしていた。
宇多田は19日夜、ソファーに足をぶつけて足の指の爪が半分になってしまったことを報告。そのことから連想して「昔、ママが家の廊下ですっころんで足の小指を骨折するというミラクルを発動したのを思い出した」と母・藤さんのことをつづると、「羊羹にかぶりついて前歯一本抜けたりするし、空港で見失って必死に探しまわったら何故かジャマイカ行きの便に平然と並んでるのを発見されたり、ほんと天然で面白い人だったなあ」と思い出を振り返った。
「光は天使だ、と言われたり、悪魔の子だ、私の子じゃない、と言われたり、色々大変なこともあったけど、どんな時も私を愛してくれて、良い母親であろうといつも頑張ってくれてたんだなと今になって分かる」と藤さんの胸中を推し量った宇多田は、「今後、精神障害に苦しむ人やその家族のサポートになることを何かしたい」との意向を示した。具体的な活動内容には触れていないものの、母・藤さんの突然の死が今後の活動に影響を与える結果になったようだ。
宇多田は現在、“人間活動”に専念するため、音楽活動を休止中。今年4月からは月1回のレギュラーラジオ番組をスタート。だが、今月放送分は「ラジオでみなさんの前に出るには、少し気持ちを整理するための時間が欲しい」と放送を休止していた。(編集部・福田麗)