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ピクサー、新作公開を延期…製作トラブルが原因か 2014年は新作なしに

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2014年の新作発表予定がなくなったピクサー
2014年の新作発表予定がなくなったピクサー - Eric Charbonneau/WireImage/Getty Images

 来年5月に予定されていたピクサーの新作映画『ザ・グッド・ダイナソー(原題) / The Good Dinosaur』の全米公開が、2015年11月に延期されることになった。ディズニーが発表した。これに伴い、2015年冬に公開される予定だった『ファインディング・ニモ』の続編『ファインディング・ドリー』の公開が翌2016年6月に繰り下げられている。

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 『ザ・グッド・ダイナソー(原題)』は、2009年の映画『カールじいさんの空飛ぶ家』で共同監督を務めたボブ・ピーターソン監督の新作。もしも地球に隕石が落ちてこなかったら……という仮説の下、進化を遂げた恐竜たちの冒険を描いた作品だ。だが、先月末には企画初期から関わっていたピーターソン監督の降板が発表され、誰が新監督の座に収まるのか注目されていた。

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 公開延期の理由は明かされていないものの、監督降板で明らかになった製作上のトラブルが直接的な原因である可能性が濃厚。また、今回の公開延期により、2014年にピクサーの長編映画が発表されないことが決定。ピクサーが長編映画を発表しないのは2005年以来、9年ぶりだ。

 今年公開された新作『モンスターズ・ユニバーシティ』が日本でも興行収入80億円を超える大ヒットを記録しているピクサーだが、次の劇場新作は2015年夏の『インサイド・アウト(原題) / Inside Out』まで待つことになってしまった。だが、クオリティーを何よりも重視すると評判のピクサーのこと。その分、ファンの期待を上回る作品が出てくることを期待したい。(編集部・福田麗)

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